外の雑踏が嘘のように時間がゆったりと流れ出す小さなお店。
趣のある店内の奥で、上品な娘さんが一人で石の箱を丁寧に布で磨いていました。
彼女は笑顔で迎え
家族で作っている石工芸品の数々を静かに丁寧に語ってくれました。
この家族が作っている作品の元になる石は
ハノイから南へ150キロほどのところにあるThanh Houという街から運ばれてくるそうです。
柔らかいが故に、思い描く模様に掘り進むには大変な技術が必要です。
その柔らかく欠けやすい石を一つ一つ丁寧に繊細に形付け様々な模様を作り出して行くのです。
箱に彫刻を施したあと、布で磨き、色を着けていきます。
同じモチーフであっても、微妙に色合いが違っていたり表情が違っていたり。
決して急がず、ゆっくりと彫り続け、色を重ねていく姿は
ハノイの人々のゆったりとした人柄そのものなのかもしれません。
細かな手仕事には見るたびに、職人技の素晴らしさを見せ付けます。
触り心地も滑らかで温かみがあり、赤ちゃんの肌のような
とても不思議な感触。
そして、この職人一家の高い技術は、ベトナム政府にも認められ
現在ではベトナムを訪れる各国の大統領・高官への贈り物にもなっています。
アジアの伝統ある石彫刻。
その文化を家族で大切に守り続ける穏やかな職人一家。
箱の中には、彼らの清らかなプライドや夢が詰まっているかのように
鮮やかに彫刻された模様。
アジアの凛とした気品ある存在感をお部屋に漂わせてくれることでしょう。
あなたは、この特別な箱に何をしまっておきますか?
サイズ
外寸:高さ128mm×奥行き128mm×横34mm
内寸:高さ120mm×奥行き120mm×横21mm
フェルト等の柔らかい布を敷いて
大切なアクセサリーをしまっても良いかもしれません。
石の白い部分を使用しておりますので
どこか涼しげで上品な雰囲気を出してくれます。
立てて絵のように飾って頂く事もでき
一生大切にしたいと思える逸品です。